北京
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習近平国家主席は14日夜、ドイツのメルケル首相、ミシェル欧州理事会議長、フォンデアライエン欧州委員長とテレビ会議形式で会談を行いました。これを受けて、外交部の汪文斌報道官は15日の記者会見で「これは年内における中欧間の最高レベルで重要な会合であり、中欧間の戦略的コミュニケーションでもある。今回の会合は一連の重要な成果を収めている」としました。
汪文斌報道官はまた、今回の会合で4つの成果を収めたとしています。第一に、中国と欧州が調印した「中欧地理標識協定」が双方が自由で開放された貿易を堅持し、規則に基づいた多国間貿易体制へのサポートの承諾を表していること。第二に、中欧投資協定の交渉が重要な進展を遂げ、年内に交渉を終えた政治的決意を重ねて表明したこと。第三に、中欧が環境と機構、デジタル分野でのハイレベル対話メカニズムを構築し、中欧のグリーンパートナー、デジタルパートナーシップを作ることで合意したこと。第4に、多国間主義を支持し、世界のコロナ対応協力を強化させ、連携して世界経済回復を促進していくこととしました。
また、欧州側が習主席とEU首脳が参加するEU・中国サミットが2021年に開催されると発表したことについて、汪文斌報道官は「今年に入って以来、中欧間で密接かつハイレベルな交流が続いており、双方は次の段階において重要な交流活動の時間、場所、形式などについて話し合いを続いている」と述べました。(hj CK)