北京
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アフガニスタン人同士による初の和平交渉として知られる、反政府勢力タリバンとアフガン政府との包括的な停戦などを協議する和平交渉が、12日にカタールの首都ドーハで始まりました。これを受け、外交部の汪文斌報道官は14日北京で、「中国側は今回の和平交渉の開始に祝賀の意を表し、協議双方が国益と民族の大義を重んじ、共に努力することで成果を出し、平和にこぎつけていくことを望んでいる」と表明しました。
汪報道官はまた、「各側が共に受け入れ、参加できる包容力ある未来に向けた政治的枠組みを築き、テロリズムを揺るぎなく取り締まり、平和的かつ友好的な対外政策を遂行し、アフガニスタンが平和的発展の道を着実に歩むことが推進されるよう、協議双方に望んでいる」と述べました。
その上で、「中国は、アフガニスタン和平交渉の当事者同士がアフガニスタン問題の政治的解決に有効な案をいち早く見つけ出すことを心から望んでいる。中国は一貫してアフガニスタン人民の自主的選択を尊重し、引き続きアフガニスタンの和平と和解のプロセスの支持者と仲介者を務めていく」と示しました。(Yan、謙)