北京
PM2.577
23/19
農業農村部の発表によりますと、韓長賦部長は12日に行われた主要20カ国・地域(G20)農業・水大臣オンライン会合で、食糧や重要な農産物の輸出制限の撤廃を提案したということです。
韓部長は「新型コロナウイルス感染が世界中で続く中、食糧の貿易チェーン、サプライチェーンは衝撃を受けている。農業生産大国が集まるG20は農業の重要なけん引力であり、世界の食糧の安全と農業の安定を共に確保すべきだ」と強調しました。
その上で、韓部長は「3つの提案」を示し、「1つ目は世界の食糧生産能力を共に高めること。発展が遅れている国と地域への種子、農薬、化学肥料、農業機械などの支援を強化し、先端的で適切な農業技術を普及させる必要がある。2つ目は、農業の投資・貿易協力を共に強化すること。食糧や重要な農産物の輸出制限を撤廃し、国連食糧農業機関(FAO)や国連世界食糧計画(WFP)の役割発揮を支持する必要がある。3つ目は食糧の損失と浪費の削減を共に推進することだ」と述べました。(鵬、浅野)