【CRI時評】中華民族の偉大なる復興に向けた歩みは誰にも止められない

2020-09-04 16:23  CRI

 「歴史は必ずや、中華民族の偉大な復興に向けた歴史の歩みを阻止することは出来ないことを証明する。いかになる者、いかなる勢力といえども、抑圧と言う手段を用いて自らの意思を中国に無理強いしたり、中国が進む方向を変えさせたり、中国国民が自らの素晴らしい生活を創造する努力を阻止することを、中国国民は絶対に受け入れない」――。中国最高指導者の習近平国家主席は、中国人民抗日戦争及び世界反ファシスト戦争勝利75周年記念座談会で、このように力強く語った。

 75年前の抗日戦争は、世界反ファシスト戦争の重要な構成部分であり、近代になってからの中国国民による侵入した外敵に対する反抗の中でも、最も長期に渡り、最も規模が大きく、最も多くの犠牲を出した民族解放闘争だった。そして、この闘争は民族の完全なる解放を初めて勝ち取った民族解放闘争でもあった。この偉大な勝利は、中国国民の勝利であると共に、世界人民の勝利でもあった。

 75年前の中国人民抗日戦争及び世界反ファシスト戦争が残した最も貴重な遺産は、国際社会が平和を大切にすることで結集し、平和の維持を共通認識としたことだ。「平和発展の道を堅持する」は、責任ある大国として中国の国際社会に対しての断固たる約束であり、具体的な実践だ。ところが、米国の一部政治勢力は中国に対する偏見と敵視を出発点として、自らの手中にある権力を利用し、各種のデマをでっち上げて中国を中傷し、得難い世界平和を下心を持って破壊し、歴史を逆行させようと夢想している。

 「我々が中国人民抗日戦争と世界反ファシスト戦争の勝利を記念するのは、侵略者の残虐さを糾弾し、歴史の経験と教訓の銘記を強調するのであり、憎しみを長く持ち続けてはならない。そうではなく、善良な人々に向かって平和を指向し平和を堅持することを呼びかけるのだ」――。これは、習近平主席がこの重要な記念活動である座談会で述べた、極めて意義深い表明だ。世界は今、百年に一度の大きな変化に直面しており、新型コロナウイルス肺炎の流行は、第二次世界大戦が終わって以来の最も深刻な地球規模の公衆衛生上の事件だ。人類は対抗を選択するのか、団結を選択するのか。そのことは、今後の自らの運命に関わる。中国は苦難を経験し、苦難の中で成長して壮大な成長を遂げつつある発展途上の大国だ。中国はこれまで通りに闘争精神を奮い立たせ、各種のリスクや試練を克服する。中国は国際社会と共に人類運命共同体の構築を推進し、「世界各国の人々に平和と安寧を永遠に享受していただく」ために、たゆむことなく奮闘する。(CRI論説員)

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