北京
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中国の張軍国連大使は12日、国連安保理で開かれたパンデミックと平和への試練に関するハイレベル議論で、「団結と協力こそが国際社会が感染症に打ち勝つ最強の武器だ。感染症の打撃を受けて立場が弱い国々を支援し、そうした国々が防止策を講じるのを助けることが、感染症への勝利を確保する上で最重要だ」と強調しました。
張大使はさらに「新型コロナウイルス感染症の発生後、中国は積極的に国際協力に取り組み、必要な国々にできる限りの支援や手助けを行ってきた。このほど習近平主席が主催した中国・アフリカ感染症対策特別サミットでは、中国とアフリカが連携して感染症に対抗する決意が示されている。中国はさらに、アフリカの一部の国に対し、2020年末に満期を迎える中国政府の無利子貸付の返済免除を打ち出している。また、中国の新型コロナウイルスワクチンの研究開発が完成して使用された後、グローバル公共財として、ワクチンの途上国における入手可能性と料金負担可能性の実現のために貢献する。中国は感染症の影響を受けている国々に引き続き医療物資を提供し、治療経験を共有し、医療専門家チームを派遣する」と述べました。(閣、柳川)