北京
PM2.577
23/19
外交部の趙立堅報道官は11日北京で行われた定例記者会見で、各方面が実際の行動で多国間主義を堅持し、世界保健機関(WHO)がパンデミックとの闘いでリーダシップの役割を引き続き発揮できるよう後押ししていくよう期待すると話しました。
ロイター通信によりますと、フランスとドイツが、米国がWHOからの脱退を表明した後も、WHOの改革に関する協議で主導権を握ろうとしていることに不満を感じたことを理由に、協議への参加を見送ったということです。
これを受けて、趙報道官は「世界の公衆衛生上の安全保障分野で最も権威性と専門性のある国際機構として、WHOはパンデミックへの対応でかけがえのない中心的な調整役を果たしている。WHOを支持することはすなわち、国際協力への支持であり、人命救助への支持を意味する。これはすでに国際社会の幅広い共通認識となっている」と強調しました。(非、Yan)