北京
PM2.577
23/19
外交部の汪文斌報道官は3日、北京で行われた定例記者会見で、香港特区がニュージーランドと締結している犯罪人引き渡し協定を一時停止することを中国が決定したと発表しました。
このほど、ニュージーランドは中国が香港特区に関する国家安全法を制定したことを口実に、香港特区と締結した犯罪人引き渡し協定の一時停止を一方的に宣言しました。
ニュージーランドのこの動きに対し、汪報道官は「ニュージーランドの関連するやり方は香港に対する司法協力を政治化し、中国の内政に粗暴に干渉し、国際法と国際関係の基本準則に大きく違反し、香港特別行政区との司法協力の基礎をひどく損ない、司法協力による正義と法治の擁護という趣旨から逸脱しており、中国はこれに断固反対する。そのため、中国は香港特別行政区がニュージーランドと締結している犯罪人引渡し協定を一時停止することを決定し、同時に香港特別行政区とニュージーランドの『刑事司法互助協定』を一時停止することを決定した」と述べました。(RYU、CK)