北京
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現地時間7月21日、米国は突如、中国側に対してヒューストンにある中国総領事館を閉鎖するよう要求した。これは米国が一方的に中米関係に大きなダメージを与え、国際法と国際関係の基本準則に厳重に違反するもので、非常に横暴で理不尽である。中国政府は24日、対抗措置として、四川省成都市にある米国総領事館の閉鎖を命じたことを発表した。
中国側によるアメリカの理不尽な行為に対する正当かつ必要な反応は、国際法と国際関係の基本準則に合致し、外交慣行に合致している。 中米間に現れた現在の局面 は、中国側が見たくないことであり、責任は完全に米国側にある。 米国側は誤った決定を直ちに取り消し、両国関係が正常に戻るために必要な条件をつくり出さなければならな い。
前駐中国米国大使マックス・ボーカス氏は、「中米間には様々な要因がある。米国政府の関係者は中国を十分に理解していない、議会と政府で中国を訪れたことのある人はごくわずかだ」と語った。米国政府側が本当の中国を理解しないまま、政治対策などを進めることはあまりに軽率と言える。
中米両国には国交樹立41年の歴史があり、中米が良好な関係を保てば、共に利益を得やすくなる。そのため、互いに傷つくことは避けるべきである。中米関係の本質は互い に助け合うことだ。双方は衝突も対抗もせず、良好な提携関係、安定な環境づくりを基 調とする中米関係を共同で推進しなければならない。7月24日、中国の王毅外交部長 はこのように強調した。「中国は依然として、米国と衝突せず、対抗せず、尊重し合い、協力ウィンウィンの関係を保つことを望んでいる」。(CRI 日本語部論説員)