北京
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23/19
外交部の趙立堅報道官は9日、北京での定例記者会見で、「米国には冷戦思考とイデオロギー上の偏見を捨て、21世紀の世界と中米関係を正しく認識してほしい」と強調しました。
米国防総省の公式サイトは7日、マーク・エスパー国防長官の発言として、「中国とロシアが米国の最大の戦略的ライバルである。米国は対中国戦略チームを作り、米国防大学では授業内容の半分を、中国を意識したものにするよう求めている」と明らかにしました。
これに対し、趙報道官は、「米政府高官の発言や彼が言及した『国防戦略報告2018』は、冷戦思考、ゼロサム思考といった時代遅れの考え方に満ちている。これは大国同士の戦略的競争を煽り、根本的な過ちを犯しており、時代の流れとは相容れないものである」と述べました。(鵬、星)