北京
PM2.577
23/19
王毅国務委員兼外交部長は9日、中米シンクタンクメディア動画フォーラムにメッセージを送り、中米関係が窮地から脱出し、正常な軌道に復帰するための三つの提言を行いました。提言にはすべての対話ルートの再開と開放や、協力、対話、コントロールに関する三つのリストの作成、新型コロナウイルス対策における協力展開という内容が盛り込まれています。
王部長は両国の協力リストについて、「二国間分野や世界的問題において、両国の協力が必要とされ、かつ協力可能な事業を明確にする。このリストは長ければ長いほどよく、ほかの問題に影響されてはいけない」と指摘しました。また対話リストについては、「双方の食い違いを対話によって解決し、既存の対話メカニズムやプラットフォームに早期取り入れる必要がある」としています。さらに、コントロールリストについては、「小異を捨てて、大同につくという精神に則り、合意に至らない一部の難問を棚上げるとともに、コントロールする必要がある」と強調しました。(朱 CK)