北京
PM2.577
23/19
外交部の趙立堅報道官は2日に北京で行われた定例記者会見で、安保理が全会一致で新型コロナウイルス感染症に関連する決議を採択したことに歓迎の意を示し、「決議の採択は国連と安保理の重要な成果であり、多国間主義の勝利だ」と述べました。
報道によりますと、安保理が7月1日に新型コロナウイルス感染症に関連する決議を採択し、グテーレス事務総長が発案した世界範囲での停戦協定を支持し、人道主義援助の強化を呼びかけたということです。
これに対し趙報道官は、安保理が一部国家による阻害を克服して決議案を採択したことを「中国側は嬉しく思っている」とし、「決議は安保理の行動力とリーダーシップを体現した」と述べました。
さらに、「中国は各側に対し、人類運命共同体を実践し、多国間主義を発揚し、感染症対策で結束を強め、『国連憲章』の主旨と原則を守り、国連を中心とする国際システムを擁護するよう呼びかける」と示しました。(洋、Yan)