物流の充実化が貧困脱却につながる=四川喜徳県

2020-06-29 18:14  CRI

 四川省は今年に入ってから、貧困撲滅事業において、農村部の電子商展開に力を入れてきました。省内の涼山州喜徳県は県、郷、村をカバーする物流システムを拡充して、電子商取引による貧困脱却を目指しています。

 喜徳県ラク郷の農家・アクセンモさんは、電子商取扱店で働いています。ここでは全国各地から注文が届く商品の包装作業を担当しています。それと同時に、自家栽培の蕎麦も出品しています。アクセンモさんは、「以前はこのような電子商取扱店がなく、蕎麦を背負って町まで1時間ほど徒歩で行くしかなかった。疲れるし、背負う量も限られ、大変だった。今はこの店のオーナーが家まで取りに来てくれる。家を出ることさえ不要になった」と喜んでいます。

 ラク郷の農家の多くはアクセンモさんのように、この電子商取扱店に自家栽培の農産品を出品し、販路を拡大しています。取扱店の経営者である袁星社長は、「市場価格よりやや高い値段で買い取っている。ここで加工、包装して、インターネットや電子商プラットフォーム、店頭などの形で販売する。売り上げ利益の5%を貧困家庭に返却している」と貧困脱却策を紹介しました。

 喜徳県の取り組みは、192ある貧困世帯の貧困脱却の実現につながり、1世帯あたりの所得は1万元を上回っています。

 2019年末現在、四川省全域にある貧困脱却に向けた電子商取引を扱う店舗の数は1万5200カ所あります。貧困扶助向け製品の売上高は210億元を超え、393万9700人もの貧困人口が恩恵を受けています。(朱 星)

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