北京
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中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)はこのほど、英国の「シリコンフェン」(情報技術産業の集積地)であるケンブリッジに研究開発・製造拠点を設立することについて、英国から第1期工事の認可を得たことを発表しました。関連施設は光電子分野の研究開発と製造に用いられる予定です。現地時間26日、ファーウェイ英国PR担当のポール・ハリソン氏はCMG(チャイナ・メディア・グループ)のインタビューを受け、「この拠点により、今後英国は光電子の研究開発分野で世界の先駆的存在になるだろう。ファーウェイにとっても英国にとってもウィンウィンになる。われわれは拠点に10億ポンドを投資する予定で、このケンブリッジ拠点で400ものポストに対する雇用チャンスも提供できる」と述べました。
ハリソン氏によりますと、第1期工事の面積は5万平方メートルに及ぶということです。また、完成後はファーウェイの光電子業務の海外本部として、光電子機器の研究開発を中心に研究開発・製造チームの成長をサポートをしていきます。
ファーウェイは英国に進出してから20年になります。英国で3Gと4G通信技術の普及において重要な役割を発揮したほか、現在、5G技術の開発と応用でもカギとなる役割を果たしています。(ミン・イヒョウ CK)