【CRI時評】「責任転嫁」は米国の難関突破に寄与しない

2020-06-26 20:33  CRI

 最近、米国の政治家たちが「責任転嫁」の新たな行動を巻き起こしているが、これは彼らの感染症に対する予防・抑制活動のシナリオをますますデタラメでクレージーなものにしている。「ワシントン・ポスト」は最近、米国政府が「責任転嫁」を全く新しい段階に引き上げようとしていると何度も批判するとともに、「これは選挙での支持を求める泣き落とし戦術」だと指摘している。絶え間ない支持率の下落に直面し、引き続きホワイトハウスから号令を下すことを熱望する米国政治家は血眼になっているようだ。

 人々は、米国の政治家が専門家の反対を無視し、時期尚早な生産再開に踏み切ったことの副作用が現れていることを知っている。過去数日間、フロリダ、テキサス、アリゾナなどの州では新規感染者数が激増している。また米国疾病予防管理センター(CDC)のロバート・レッドフィールド局長は25日、実際に新型コロナウイルスに感染した人の数は現在の感染者数の10倍の可能性があり、2500万人近いと推計している。

 これと同時に、全米を席巻する人種差別主義に反対する抗議デモ活動もホワイトハウスをうろたえさせている。NBCと「ウォール・ストリート・ジャーナル」が今月発表した調査では、80%の米国人が、米国は感染症と人種差別に反対する抗議活動の挟み撃ちで、既に制御不能に陥っていると考えていることを示している。

 それにもかかわらず、米国の政治家たちは少しも悔い改めようとせず、これまで以上に「責任転嫁」の度を加え、それによって政治的な私欲を維持しようとしている。ブルームバーグは先日、米国のトランプ大統領は批判を受けて、一度は「中国ウイルス」あるいは「カンフーインフルエンザ」という二つの言葉を使わなくなったが、最近再び使うようになったのは「米国の感染症状況を中国政府の責任にしようとしているからだ」と指摘している。

 悲しむべきは、米国の政治家が政治的な私益に基づいて感染症対策のシナリオを狂ったように展開している時、ますます多くの米国国民が正にそのために生命を賭していることだ。米国の雑誌「アトランティック・マンスリー」は最近の記事で、既に感染の第二波が到来しており、もし米国政府が引き続き感染症に対する積極的な予防・抑制措置を放棄するなら、米国は想像を絶する痛みに直面することになるだろうと警告している。(CRI論説員)

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