北京
PM2.577
23/19
米国が中国の航空会社の旅客機乗り入れを一時的に禁止すると発表したことを受け、外交部の趙立堅報道官は4日の定例記者会見で、「非常に遺憾である」と表明するとともに、中国民用航空局が米国運輸省に厳正な申し入れを行っていることを明らかにしました。
報道によりますと、米運輸省は、「中国が米航空会社による中国便の再開を認めなかったこと」を理由に、6月16日から中国の航空会社の旅客機乗り入れについて一時的な禁止を発表したということです。一方、中国民用航空局は4日に国際便の調整に関する通知書を公開し、今月8日から運航計画に盛り込まれなかった外国の航空会社を対象に、条件を満たしている場合は週1便の運航を認める方針を示しました。
米国の航空会社が同通知で運航再開を実現できるかどうかについて、趙報道官は、「中国民用航空局と米国運輸省は両国の運航事情について常に緊密に意思疎通を保っており、一定の進展を得ている。中国側は既に関連の政策上の調整を公布した」と述べ、米国に対して、「双方の問題解決にハードルを設けないことを望む」と示しました。(洋、星)