北京
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23/19
外交部の趙立堅報道官は2日、北京で開かれた定例記者会見で、「米国はありもしない理由をつけて、中国人留学者に対するビザ発給を制限する措置を打ち出した。これは歴史を逆行する行為だ」と表明しました。
米国のポンペオ国務長官が1日に声明を発表し、「トランプ政権は中国を含む世界の学生や研究者が果たした重要な貢献を重視している。だが、中国が米国の学術・研究機関から技術と知的所有権を不法に取得し、自国で軍事利用することを許しはしない」と示しました。
これを受けて趙報道官は、「他の問題と同様に、ポンペオ国務長官は嘘をつくことで自身の誤った行為の言い訳ばかりをしている。中国人留学者は賢く、勤勉で、中米の教育交流と両国民の友情を結ぶ重要なかけ橋だ。米国側は国家安全の概念を一般化し、ありもしない理由をつけて、中国人留学生に対するビザ発給の制限措置を打ち出した。この行為は中国人留学生の正当な権益を侵害し、若い世代を含む中米両国民が友好交流を展開するという共通の願いに完全に反し、歴史の流れに逆行するものだ。人を害することで、己自身を害しているだけだ」と述べました。(シンエン、謙)