北京
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全国人民代表大会年次総会は25日午後に2回目の全体会議を開き、全人代常務委員会の活動報告を聴取・審議しました。立法活動の採点表と年度立法計画とみなされているこの活動報告は、注目されている「香港関連国家安全法」草案が起草された経緯を改めて開示し、中国の立法機関が法に基づいて香港を治めることの決意と立場を示しました。
全国人民代表大会常務委員会の栗戦書委員長は、「これは新しい形勢の下で、『一国二制度』を堅持し、それを十全なものにすることをめざし、また、法に基づいた香港管理を堅持し、憲法と基本法で定められた憲制秩序を維持する上での重要な措置である。香港同胞を含む中国の人民全体の根本的利益に合致している。国家の主権、安全保障と発展の利益の維持、香港の長期にわたる繁栄と安定の確保により一層力強い法的保障を提供できるだろう」と話しました。
そのうえで、「今大会で審議するために提出された民法典草案は、中国の法治建設ではシンボルマーク的な重要な成果である。代表全員の真摯なる審議を経て、中国の特色があり、時代の精神が表され、人民の意思が反映され、民事権利が保障され、社会の公平と正義が維持される民法典が必ず制定されるものと信じている」と述べました。(雲、Yan)