北京
PM2.577
23/19
王毅国務委員兼外交部長は3日、ドイツのマース外相と欧州連合(EU)のボレル外務・安全保障政策上級代表と、それぞれ電話会談しました。
マース外相との電話で王外交部長は「中国とドイツは重要な経済体であり、製造大国でもある。今後は、感染症の流行に乗じた新たな保護貿易主義の台頭を防ぎ、開放的な多国間貿易体制の維持や世界の産業チェーンとサプライチェーンの安定確保に務めなければならない」と述べました。
一方、ボレル代表との電話で王外交部長は「中国のEUへの援助は恩返しの気持ちと人道主義に基づくものであり、習近平国家主席が唱える人類運命共同体の理念を具現化する行動でもある。危機を前に、イデオロギー上の違いを超え、くだらない猜疑心を捨て、特に感染症対策を政治化することを避けなければならない」と強調しました。