北京
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23/19
新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、日本にいる中国人留学生と華僑、中日両国の医療専門家による交流会が5日夜、ビデオ会議の形で開催されました。今回の交流会は在日中国大使館の主催によるもので、今後の対策などが話し合われました。
孔鉉佑駐日大使や、中央指導グループ専門家グループのメンバーを務める中国工程院の張伯礼院士、日本の国立国際医療研究センター国際感染症センターの長を務める大曲貴夫(おおまがりのりお)氏らが出席し、90分間にわたる交流と質疑応答が行われました。
国際感染症センターの大曲貴夫センター長は「(中国の中医薬について)非常に興味深い話でした。日本ではなかなかできない経験で、実際に治療をされている先生からお話を伺うことは初めてだったので、すごく勉強になりました。日本が学べる部分が大きいと思いました」と話しました。
医療物資が不足する日本で現在、在日中国大使館は、留学生たちに必要な予防物資やガイドラインなどが入った『健康バッグ』を配布して、困難な時期を乗り切るために全力でサポートしているということです。