自動車産業の操業再開・生産回復が進む　湖北省でも続々

2020-03-13 20:09 CRI

　工業・情報化部の辛国斌副部長は13日、国務院共同予防・抑制メカニズム主催の記者会見の中で、全国の職場における操業再開と生産回復が進んでおり、良好な勢いを見せていると明らかにしました。そのうち、自動車産業の回復が、世界的なサプライチェーンの安定に寄与しているということです。

　湖北省は中国で4番目の自動車生産拠点で、世界の自動車部品の重要な供給拠点となっています。

　辛副部長は「現在、湖北省内の自動車部品メーカーが操業を再開しつつある。十堰市では東風自動車グループ傘下のトラック生産拠点がすでに操業を再開し、１日に200台以上を生産している。襄樊市でも一部の自動車部品メーカーの生産が回復しており、武漢市では2つの自動車メーカーが生産回復に取り組んでいる」と明かにしました。

　データによりますと、全国の湖北省を除く地域では、「一定規模以上の工業企業（主要業務による収入が2000万元以上の工業企業）」の平均操業率は95％を上回り、中小企業は60％に達しています。（ヒガシ、謙）