【CRI時評】習近平主席が武漢で「決戦」を指示

2020-03-11 16:41  CRI

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 「感覚を鈍化させず、戦いをいとわず、力を抜かず、少しも気を緩めることなく、感染防止のための各項目をきめ細かく着実に実行し、湖北を守る戦い、武漢を守る戦いに断固として勝利する」――。中国の習近平国家主席は10日、感染症との戦いの最前線である武漢に足を運んで自ら戦いを指導し、感染との戦いに断固として勝利するための「決戦」をするよう指示した。

 習近平主席が武漢に到着したその日、新型コロナウイルスによる感染症の患者を治療するために設けられた14カ所の臨時病院のうちの最後の1カ所が閉鎖された。このことは、武漢での感染症の予防・抑制活動に、すでに質の上での飛躍が出現したことを意味する。中国の感染症に対する防御の戦いは、ますます最終段階に近づいてきた。

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 2カ月も経たないうちに、中国は感染症との予防・抑制活動で、逆転を実現することができた。感染症の予防・抑制活動とは実際には、一国の最高指導者が国民をどれだけ重視しているかを映し出す1枚の鏡と同じだ。習近平主席は自らが、感染症との戦いの「総司令官」を務め、40日間の間に中国共産党中央政治局常務委員会会議を6回開催し、さらに感染症の予防・抑制活動の第一線に3回も足を運び視察した。習近平主席は実際の行動により「人間本位」という執政理念の意味を示した。

 現在、感染症は全世界に拡散している。世界保健機関(WHO)は最近になり、一部の国は感染症の問題を十分に重視しておらず準備も不足していると、憂慮を示した。国際社会は今や、今回の新型肺炎の感染症は、それぞれの国にとっての「判定試験」だと、ますます明確に知るようになった。そして、今回の感染症は全世界にとって、さまざまな国がどのような成果を示すかをしっかりと観察し、客観的な評価をするための、得難い機会にもなった。(CRI論説員)

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