【観察眼】苦難の時期にこそ見える情 日本の支援に感謝を

2020-02-06 11:39  CRI

 中国には「苦難の時期にこそ、真の情が見える」という言葉がある。新型コロナウイルスによる肺炎が拡大する中で、人間が生まれ持つ善と悪は鮮明に表れ、各国の対応には温度差が感じられる。

 その中で、隣国である日本は初期の段階から既に「全力で協力していく」との意を表明した。日本政府をはじめ、日本の地方政府、企業、友好団体などがマスクなどの物資を集めて寄贈し、さまざまな形で武漢を応援している。今回、日本から武漢に届いたある支援物資の箱には、こんな言葉が貼られてあったという。「山川異域、風月同天(山河は違えど、同じ風が吹き同じ月を見る)」。この美しい言葉は、鑑真和上の心を動かし、日本行きを決意させた漢詩の一部である。

 その善意ある行動は、報道やソーシャルメディアを通じて中国で拡散され、肺炎蔓延の影響で不便な生活を送る市民の心に届き、感謝の輪を広げている。外交部の華春瑩報道官も、4日の記者会見で、「日本から届く思いやりと理解、支持に心から感謝する。これを心の底に永遠に刻みたい」と語り、日本に対する謝意を伝えた。

 その一方で、医療水準で全世界のトップを行く最大の先進国である米国は、今回の新型肺炎との戦いにおける最も重要な時期に、どこよりも早く人員の撤退に着手し、真っ先に中国からの入国を全面禁止することを発表するなど、またも情勢を混乱へと導いている。彼らがいつも声高にアピールする「人道主義」や「大国の責任」はどこへ行ってしまったのだろうか。

 今まさに直面している新型肺炎との戦いだが、中国には戦い抜くための能力がすでに有る。その上さらに、日本をはじめとする国際社会の力強い援助があるのだから、この戦いは必ず勝利に終わるであろう。(CRI日本語部論説員)

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