北京
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23/19
中国では「紅色」はめでたさや熱烈さ、奔放さを象徴するもので、将来への願いも込められています。また、この紅色は「中国紅」と呼ばれています。庚子(かのえね)のねずみ年の到来を祝福するため、ニューヨークにあるエンパイア・ステート・ビルディングは23日、「中国紅」に染まりました。
同日に行われた新春点灯式典に出席した中米両国の賓客らは、「エンパイア・ステート・ビルディングのライトショーは中米両国人民の友情を象徴するもので、両国の絆を深めた」と語りました。
23日午前、ニューヨーク駐在総領事の黄屏大使とエンパイア・ステート・ビルディング景観プロジェクトのジャン・イヴ・ガージ(Jean-Yves Ghazi)総責任者が点灯式典に立ちあい、光を灯しました。
黄大使は米国東部各界の来賓に新春の挨拶と祝福を告げた上で、「エンパイア・ステート・ビルディングが中国の旧正月を祝福するために『中国紅』を点灯する習慣は、より多くの中国人に知られている。この中国人民に発信する情熱と友好のシグナルは、より多くの中国人観光客をニューヨークに引き付け、両国の友好と協力を一層促すことになるだろう」と述べました。
一方、ガージ氏は中国人民と米国駐在の華人華僑に新春の祝福を送り、「点灯イベントが人々に幸福と幸運をもたらすよう願う。より多くの中国人観光客の到来を大歓迎する」と表しました。(怡康、星)