【CRI時評】中国とミャンマーの友好・協力の新時代を開く

2020-01-19 12:26  CRI

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 中国の習近平国家主席は土曜日(18日)、ミャンマー公式訪問を終えた。習主席は2日間で計12のイベントに出席し、計29項目の各分野での協力文書の署名に立ち合った。両国は、中国・ミャンマー運命共同体の構築で合意し、共同声明を発表して両国の次の段階の交流と協力について系統的な計画と配置を行い、中国とミャンマーの世代友好と実務協力の新時代を開いた。

 まず、中国とミャンマーは、国交樹立70周年を契機として、伝統的な「胞波」(ミャンマー語で同胞・親戚を表わし、ミャンマー人による中国人への親しみをこめた呼称)友情を発展させ、全面的戦略協力パートナーシップを深め、運命共同体を構築し、両国関係を新時代へと押し進める。

 次に、「一帯一路」建設の推進における質の向上が、両国の実務協力の重点となる。訪問期間中、習主席とミャンマーの指導者は、質の高い「一帯一路」共同建設に関して新しい重要な合意に達した。

 さらに両国は、経済貿易、農林、生産能力、投資、金融などの分野での実務協力を引き続き深めていく。また2020年を「中国・ミャンマー文化観光年」と定め、教育、観光、文化などの人文分野で70以上のイベントを行うことで合意した。これらはみな、両国民の相互理解と信頼をさらに深め、中国とミャンマーの関係の長期的発展のために、より強固な社会民意の基礎をを固めることになる。

 より広い観点から見ると、中国とミャンマーが協力を深めることは、地域の平和と安定を促進する上で重要な意義を持つ。両国が、国連や中国・東南アジア諸国連合(ASEAN)など多国間メカニズムの枠内における連携を強化し、発展途上国の課題に関するグローバルな議題において緊密に協力することは、国際関係の民主化に対して積極的なモデルとしての役割を生み出し、地域と世界の平和、安定、発展の維持に資するものだ。

 70年を経て、中国とミャンマーの友情は、時代の変化の試練を経験し、厚い協力の基礎を積み重ねてきた。習主席の今回のミャンマー公式訪問は、両国関係史における新たな一里塚であり、必ずや豊かな実を結び、両国の人々に恩恵を施し、地域と世界の繁栄と発展を促すことになるだろう。(CRI論説員)

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