北京
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北京冬季五輪の初のテスト大会にあたる国際スキー連盟(FIS)アルペンスキー・ワールドカップの開催まであと30日となりました。開催地の北京市延慶区にある張山営鎮後黒竜廟村では、1月15日に赤い提灯がつるされ、正月ムードに包まれています。村人は、春聯(春節の風習。赤い紙に書かれた縁起の良い対句)を書いたり、太鼓を敲いたり、竹馬に乗ったりするほか、餃子を作って、魚を煮込んで、溢れんばかりの旧正月ムードで1ヶ月後に控えるテスト大会を盛り上げようとしています。
張山営鎮が催す冬季五輪テスト大会関連の行事である、「地元開催の冬季五輪 楽しい旧正月で盛り上げよう」がこのようにして、華やかに幕が開かれました。冬季五輪競技施設の工事建設者や地元住民からなる32組のボランティアチーム、及び黒竜廟村と西大荘科村の村民代表らも加わって、合わせて200人が一堂に集まり、まもなく訪れる旧正月とアルペンスキー・ワールドカップの開催に歓迎の意を表しました。
行事期間中、張山営鎮後黒竜廟村では旧正月12月23日の「小年」から旧正月の15日(1月17日-2月8日)までの間、竹馬やヤンゴ踊りなどの出し物を毎日披露するほか、春聯を書く体験や、窓花(窓ガラスに貼る切り絵)の制作実演、『湯圓』(団子)作りの体験コーナーを設け、中華圏の伝統的な春節体験を提供しています。訪れた人たちに都市部と一味違った旧正月の雰囲気を味わってもらうことができます。(Mou、Yan)