北京
PM2.577
23/19
中国文化旅遊部が24日に発表したデータによりますと、今年1月から9月まで、全国の一定規模以上(主業務の年間売上高が2000万元以上)の文化関連産業企業5万6000社の営業収入が6兆2000億元に達し、前年同期より7.6%伸びたほか、国内観光客の数は前年同期より8.8%増の45億9700万人となったことが分かりました。 文化・観光産業は、経済成長をけん引する重要な役割を果たしています。
中国文化旅遊部産業発展司の高政司長はこの日の記者会見で、「1月から9月までの海外からの観光者の数は1億人を超え、去年同期より4.7%伸びた。それと同時に、海外への渡航者数は1億2000万人近くになり、去年同期より8.5%増えている。中国はまた、『一帯一路』沿線における文化・観光産業に関連する重要な国際協力プロジェクト85件をサポートしてきた。その投資額は約177億元で、デジタル文化産業や観光客向けのショー、文化観光設備など複数の業界にまたがるもので、20近くの国と地域をカバーしている」と明らかにしました。
また、同部公共サービス司の李宏司長は「2019年に整備された観光向けの公衆トイレの数は2万2300カ所に上った。現在、国内最大の検索エンジン『百度(バイドゥ)』を通じて全国の9万8000カ所の観光向けトイレを検索できるようになっている。トイレの外観や位置、バリアフリーの便座の有無などの情報をスマートフォンで把握することができる」と紹介し、観光地のトイレに関する問題は大幅に緩和していると示しました。(朱、謙)