北京
PM2.577
23/19
中国国際テレビ局(CGTN)がこのほど、新疆でのテロ取締りを取り上げた2本の英語ドキュメンタリーを放送しました。しかし、新疆関連のニュースに一貫して強い関心をもつ西側の主要メディアは、今回に限って、ことごとく「失語症」にかかってしまいました。これについて、外交部の華春瑩報道官は9日の定例記者会見で、「メディアには事実と真相を客観かつ公正に伝えるという社会的責任がある。先入観で判断し、『選択性』難聴や『選択性』視力障害などにより、大衆をミスリードしてはならない」と訴えました。
「中国新疆のテロ取締り最前線」、「黒幕--東トルキスタン・イスラム運動(ETIM)」と題したこの二本のドキュメンタリーは、テロリズム、分裂主義、過激主義の対応に中国が払った努力と犠牲を数多くの客観的事実で記録しています。そのうえで、過激思想のすり込みや、民族間の憎しみを煽ぎたて、女性と児童をいじめ、暴力的テロをしかけるなどETIMによる様々な犯罪行為を暴いています。
この2本のドキュメンタリーが放送された後に、一貫して新疆問題の報道に熱心な姿勢を見せる西側メディアは発言が聞こえません。こうしたことを受け、華報道官は、「報道には担うべき社会的責任があり、事実と真相は客観かつ公正に伝えるべきだ」と訴えました。(Yan)