北京
PM2.577
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マカオ特別行政区立法会はマカオ基本法が定めるマカオ特別行政区の立法機関で、特別行政区の体制の重要な一部です。立法会の高開賢主席はこのほど取材を受け、「立法会は基本法に則って職権を行使し、マカオ特別行政区政府と協力し合い、監督し合って、立法機能の行使を通じてマカオの経済発展と民生改善を促進する」と述べました。
高主席は「復帰当初、リーディング産業、つまり、博彩(賭博と宝くじ)業の成長を図るため『博彩法』を制定した。成長を遂げてからは民生を保障するため、『経済房屋法』と『社会房屋法律制度』などを制定した。生活面においては『家庭内暴力の予防と取締法』、『食品安全法』などもある」と説明しました。
高主席はまた、「マカオ特別行政区立法会は基本法に厳格則って職権を行使する。自らの権力拡大を追求したり、立法機関として行政を代行することはない。マカオ特別行政区立法会とマカオ特別行政区政府は、監督し合い、協力し合う関係だ」と述べました。
マカオの将来について高主席は「立法会は特別行政区政府の法に基づく施政を支持すると共に、立法の職権を行使して、マカオをよりよく発展させるよう政府と協力しあっていく」との考えを示しました。(ヒガシ)