北京
PM2.577
23/19
外交部の華春瑩報道官は10日の記者会見で、「カザフスタンのカシムジョマルト・トカエフ大統領が新疆問題について客観的で公正な姿勢を示した。トカエフ大統領の意思表明は、一部国家の事実とは異なる言葉への反論だ」と述べました。
報道によれば、カザフスタンのトカエフ大統領はこのほど、新疆問題について「新疆で暮らしているのは中国国民だ。一部の国際人権組織が提供した情報は事実とは異なり、カザフ族に関する問題を故意に煽り立てる意図がある」と述べた上で、「中国のカザフ族は、まずは中国の国民で、新疆で起きたことは中国の内政だ」との考えを示しました。
華報道官はこの発言について「トカエフ大統領の新疆問題についての意思表明は、両国の伝統的友好とレベルの高い相互信頼を示しただけでなく、一部国家の事実と異なる言い方への反駁だ。人の心の中には公正な道理というものが存在する。一部国家が新疆問題を大いに煽り立てても、事実とは全く背反している。卑劣な企ては思い通りにならない」と述べました。(ヒガシ)