新疆の安定、発展と繁栄に向かう道筋は阻止できない＝新疆ウイグル自治区主席

　新疆ウイグル自治区のショハラト・ザキル主席は9日、米下院が「2019年ウイグル人権政策法案」を可決したことを受け、この行動は国際法と国際関係の基本的ルールに深刻に違反し、中国の内政に対する乱暴な干渉だと指摘し、「新疆の安定、発展と繁栄に向かうプロセスや、各民族が団結して前進する歩みは、いかなる勢力も阻止できないものだ」と強調しました。

　ザキル主席は国務院報道弁公室が開いた記者会見で、「新疆は中国西部の輝かしい真珠で、国のほうでは新疆の発展を支援する一連の特別政策を制定してきた。中央財政は毎年約4000億元を拠出するほか、全国19の省や直轄市もペアリング支援（一対一支援）を実施し、年間150億元の支援金が投入されている。ここ数年、新疆は社会が安定し、経済が発展し、民族が団結し、宗教が睦まじく、住民の生活が改善され、人々が安らかに暮らして、楽しんで仕事をしている」と述べました。

　また、「ここ数年、新疆の経済は持続的かつ健全に発展している。第18回党大会以降、新疆地区の総生産が年平均8.5％伸びている。都市部と農村部の1人当たりの可処分所得が年平均、それぞれ8.4％、8.2％伸びている。2018年、新疆を訪れた観光客の人数が延べ1億5000万人に上り、対前年比40.1％増となった。今年1～10月、観光客の人数は全年同期比42.6％増の2億人に達した。一方で、2014年以降、合わせて238万5300人を貧困から脱却させた」と指摘しました。（玉華、Yan）