中日両国の制作人が語る「映画で結ばれた中日友好」=海南島国際映画祭

2019-12-05 22:46  CRI

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会場の様子

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「再会の奈良」を紹介する吉岡亜衣子ディレクター(左)と鵬飛監督(右)

 第二回海南島国際映画祭の関連イベント「H!Actionプロジェクトマーケット」が今年から初めて設けられました。17カ国と地域から548件のプロジェクトが申し込まれ、最終的に20件が選ばれました。中でも中日両国の共同制作による『再会の奈良』が注目を浴びています。

 日本側ディレクターを務める吉岡亜衣子さんは共同制作のきっかけについて、「『なら国際映画祭』は受賞した監督に映画を作る機会を提供しています。昨年、観客賞を獲得した中国の鵬飛監督が元々企画にあったものを奈良でロケを行って作り出した作品です」と紹介しました。また、鵬飛監督については、「最初からとても明るくて、冗談が好きなひとです。彼の受賞作品『米花之味』(邦題:ザ テイスト オブ ライス フラワー)を見れば分かると思いますが、ユーモアを含めながらも社会的なところを題材において人間模様を描くというのは彼のスタイルなので、賢い人です」とコメントしました。

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インタビューを受ける吉岡亜衣子ディレクター

 さらに、吉岡さんは、「この映画は日本に帰った残留孤児に本当にあった物語をベースにしています。今の私たちに家族の大切さを再認識してもらえるような優しい映画になればと思います。家族の愛は国境がないというのがこの作品一番のメッセージです」と語りました。

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インタビューを受ける鵬飛監督

 一方、監督を務めた鵬飛さんはインタビューを受けた際に、「個人的には歴史が大好きです。日本映画からの影響も深いので、中日に関係する映画を作るなら、やはり重みのある歴史を背景にしたいと思いました。それで日本の残留孤児のストーリーを選びました。感動的な作品で、一言で言うと『狂った年代にも人間性の輝きがある』ということです。両国の人が残酷な戦争で家族として結ばれた話を通じて、中日の友好と反戦の観点を伝えたい」とメッセージを寄せました。また、日本側との共同制作について、「日本制作チームは非常に細かくて真面目、一生懸命だという印象を持ちました。現場で変更があった時でもみんなで相談して、チームワークを感じました。最初は慣れない部分もありましたが、いい結果になったことから見れば勉強になりました。この映画を日本の若い世代にも見てもらいたい。戦争の恨みを刻まずに歴史として覚えてほしい。戦争が繰り返されることがないように中日は友好的に末永く歩んでほしい」と話しました。

 『再会の奈良』は70代の中国人養母・陳さんが一人で奈良へ赴き、日本人の娘を探しに行く物語です。川瀬直美さんと中国の賈樟柯さんがプロデューサーを務め、2020年、2021年に日本と中国でそれぞれ上演される予定です。(取材:とんとん 写真:高宇)

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