北京
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23/19
12月1日は、今年で32回目を迎えた世界エイズデー(World AIDS Day)です。これに伴って、中国共産党中央政治局常務委員である李克強総理がこのほど、エイズの予防と治療に関する重要な指示を出しました。
李総理は指示の中で、「エイズの予防と治療は、国民の健康と命の安全に関わるもので、『健康中国』を建設する上での重要な任務である。各方面の共同の努力の下で、我が国のエイズ予防・治療活動は著しい成果を収めている。しかし、その一方で重視すべき新たな状況にも直面している。公衆衛生サービスに着実に取り組み、重点とする地域や人々を強調して、手を緩めることなくエイズなどの伝染病の予防・治療活動をしっかりと実施していく。また、投資を増やすことで、医療保障活動の着実な実施、薬品開発の強化、ヒューマンケアの強化、患者のクオリティ・オブ・ライフの改善を進めていく。予防を主体とし、教育や医療介入の効果を一層向上させ、監視活動と早期警戒を強化することで予防・治療の能力とレベルを高め、人々の健康を保障するためにより大きな努力を払っていく」と示しました。(玉華、謙)