北京
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中国国際交流協会が主催する第1回文明交流・学び合い対話会が28日、北京の故宮博物院で開催されました。対話会には世界の異なる文明地域からの代表約100人が出席しました。代表らは「異なる文明間の交流と学び合い、調和共存の麗しい世界を構築する」というテーマをめぐって交流を行い、「多様性が人類文明の本質であり、文明間の交流と学び合いは平和発展を推進し、美しい世界を構築する原動力である」との見解を示しました。
全国人民代表大会常務委員会の副委員長を務める吉炳軒中国国際交流協会会長は開幕式で基調演説し、「習近平主席が5月に開催されたアジア文明対話大会で、『文明は多様によって交流し、交流によって学び合い、学び合うことによって発展する。中華文明発展の歴史は交流と学び合いの歴史である』と指摘している。我々は今回の対話会をきっかけに、世界文明交流の架け橋をかけ、世界の平和を維持する絆をしっかりと結び、人類運命共同体を共に構築する人的・文化的基盤を強固にしていきたい」と述べました。
今回の対話会では、「ハイレベル対話」、「文明間の学び合いと共同発展」、「文明間の学び合いとグローバルガバナンスシステムの変革」などの活動が行われました。また、閉幕式では成果文書となる「北京宣言」が発表されました。(玉華、星)