北京
PM2.577
23/19
第3回古代文明国フォーラムの閣僚級会議が29日、北京で開かれました。中国、アルメニア、エジプトなどの政府高官が参加し、文化遺産の保護、文化交流の深化、文化のイノベーションなどをめぐって話し合いました。
中国文化・観光部の雒樹剛部長は基調演説を行い、「伝統文化の時代との同調を促す必要がある。科学技術を生かして、伝統文化の伝承とイノベーションを実現させなければならない」と強調しました。
アルメニア教育科学技術文化・スポーツ省のナリネ・ハチャトゥリアン次官は「どの国の文化遺産であろうと、破壊されれば全人類の損失になる」とし、専門機関のネットワークを整備して、世界の文化遺産の保護を強化していくことを呼びかけました。
また、エジプトのハーリド・エルエナーニー考古大臣は「今回の会議を生かして、海外に流失した文化財の返還に関する交流、協力、取締りのレベルを高めていく必要がある」と強調しました。(朱、謙)