北京
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23/19
ブラジルで発行部数が最も多い新聞「Folha de São Paulo」は12日、国際面で、チャイナ・メディアグループ(CMG)の慎海雄台長への取材をまとめた記事「メディアの報道にある香港は事実にほど遠い・西側メディアの報道は事実を伝えず」と題した文章を掲載しました。
これによりますと、「世界最大のメディアグループとされているCMGの慎海雄台長は11日、サンパウロで、香港の現在の情勢はテロ行為だとみなされるべきで、単なるデモではないと述べた」と示しています。
慎台長は西側メディアの報道内容について、中国の領土で起きている事実ではないと批判しました。さらに「米国など西側のメディアは一部を切り取るような報道をしており、事実にほど遠い。トランプ大統領自身でさえ一部のメディアの報道を信じていない」と述べました。
慎台長は、第13回BRICS首脳会議に出席する習近平国家主席に同行してブラジルを訪れており、サンパウロで地元メディアのGrupo Bandeirantes de Comunicaçãoと、コンテンツの共有やデイリー番組の共同制作などに関する事業協定に調印しました。ブラジルで、毎日5~10分間のニュース番組「中国の物語」、ドキュメンタリー「我ら道の上を行く」と「習近平氏の好きな典故」という3本の番組を複数のチャンネルで放送する予定です。(Mou、森)