習主席の間もないギリシャ訪問とブラジル訪問に期待高まる

　ギリシャのプロコピス・パヴロプロス大統領とブラジルのジャイール・ボルソナーロ大統領の招きに応じ、習近平国家主席は10日から15日にかけてギリシャを公式訪問し、ブラジルで開催される第11回BRICS首脳会合に出席する予定です。

　習主席のギリシャ訪問について、秦剛外交部副部長は7日、「これは、今年の中国国家元首による再びとなる重要な欧州訪問となり、中国国家主席による11年ぶりとなるギリシャ訪問ともなる。中国とギリシャの両国関係にとって過去を受け継ぎ、未来へつなぐという歴史な意義を持っているほか、中国と欧州間の『一帯一路』共同建設の推進にも新たな原動力を注ぐだろう」と期待を示しました。

　一方、ブラジル訪問について、馬朝旭外交部副部長は「訪問期間中、習主席はBRICS商工フォーラムの閉幕式や、首脳会合非公開会議と公開会議、BRICS首脳とBRICS商工理事会、新開発銀行対話会など一連の活動に出席し、重要な談話を発表する予定だ。また、習主席は関係諸国の国家指導者と2国間会談を行い、2国関係やBRICS協力など、互いに関心を持つ問題について深く意見交換を行うことになっている」と紹介しました。（ミン・イヒョウ　星）