北京
PM2.577
23/19
上海での前日の会談に引き続き、習近平国家主席は6日北京で、フランスのマクロン大統領と再び会談を行いました。
習主席は会談で、「現在の国際情勢の下で、中国とフランスは戦略的対話を強化し、大国としてより多くの責任を担うべきだ」と強調しました。さらに、両国による政治的相互信頼の維持と促進、大規模な協力プロジェクトへの継続的な取組み、双方の市場開放の拡大、「一帯一路」とEUやヨーロッパ・アジアとの連結性の強化、持続可能な発展に向けたイノベーション協力の強化、2021年中仏文化観光年に向けた文化交流の促進など、6つの目標を掲げました。
会談で両国は「中仏関係行動計画」と「中仏生物多様性保護と気候変動北京提言」を共同で発表したほか、航空宇宙、核エネルギー、緊急対応管理、文化遺産、農業、工業、自然保護、金融、第三国市場協力など、多分野にわたる協力協定を結びました。
会談後に習主席とマクロン大統領は、中仏経済サミットの閉幕式に出席しました。(閣、謙)