10月29日 火曜日

2019-10-29 23:52  CRI

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1時間目 駅や車内マナー向上に向け対策実施へ&【イタズラ爺さん・奥田正彦さんのハンコ彫り】杜甫「促織」から「牀下促織」
担当:王小燕、斉鵬

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北京・香山の紅葉 10月25日撮影(新華社通信)

 今週の北京は日中の最高気温は16℃前後で、晴れて暖かい日が多いですが、夜間の最低気温は3℃にまで冷え込みます。秋が深まり初冬さえ感じさせる季節です。
 今週の番組はまず、中国交通部がこのほど発表した「都市軌道交通行車組織管理弁法」にスポットを当てます。この管理弁法の発表により、車内飲食、刺激性を伴う臭気をするものの持ち込み、大声での会話、スマホの音の垂れ流しなどが正式に禁止されます。近年、都市部のレール交通の安全運行を保障するため、乗車する際のマナー向上を目指す意見や管理規定が相次いで発表されています。その背景には、中国では都市部におけるレール交通の急速な発展が上げられます。2018年末現在、香港、台湾、マカオを含めない中国大陸の24省の35都市でレール交通が整備されています。運営線路が171本で、営業総延長は5298キロに達しており、2018年では都市レール交通による旅客輸送量が延べ212.8億人に達したそうです。さて、2020年4月1日から施行される今回の「管理弁法」は、果たして「レール交通」利用者のマナー向上につながるのか、今後の動きが注目されています。
 次に最近届いたお便りのご紹介を挟んで、後半の「イタズラ爺さん・奥田正彦さんのハンコ彫り」では、盛唐の詩人・杜甫の詩「促織」から選ばれた「牀下促織」をご紹介します。

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2時間目  中国とスキー交流を深めたい~群馬県上海事務所・鏑木あゆみ副所長に聞く
聞き手:王小燕

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 毎月最終週にお送りする「日本の自治体職員在中国 加油!」、今月は、群馬県上海事務所の鏑木あゆみ副所長にお話を伺います。

 

 鏑木さんは10月中旬に北京で開かれた「2019国際ウィンタースポーツ(北京)博覧会」に出展するため、北京を訪れました。北京の冬季五輪招致成功を背景に2016から毎年開かれているこの博覧会は、今年は4日間で16万人の来場者を引きつけ、世界各地からの出展ブランドが530社に達しました。
 ところで、4月から上海に赴任した鏑木さんは、自分には大きな使命を背負って中国にやってきたと言います。その使命というのは、群馬県のスキーを中国に広めることだそうです。一人でも多くの中国人に、群馬県のことを知ってもらい、日本へのスキー旅行を計画する際に群馬のスキー場を思い出してもらうよう、鏑木副所長は日々中国社会を細かく観察し、ヒントを探し続けているのです。

◆インタビューの抜粋から◆

ーー最近、中国から群馬を訪れる観光客が増えつつあるようですが……
 はい。2018年の群馬県への外国人宿泊者数は延べ274,860人ですが、そのうち中国人は32,370人、約11.8%となっています。これは、前年(2017年)の24,590人と比較して、3割以上の増加となっています。2019年になってからも、前年の3~4割増加を続けており、今後ますます中国からのお客様が増加するものと期待をしています。
ーー群馬観光の魅力をご紹介ください。
 群馬県は、東京から北へ100キロ、新幹線で約1時間の位置にあります。2000メートル級の山岳、尾瀬などの湿原、多くの湖沼、吾妻峡をはじめとする渓谷や利根の清流など、変化に富む美しい大自然にめぐまれています。
 ここは、日本三大名泉の一つである草津温泉をはじめ、伊香保温泉、みなかみ温泉、四万温泉など全国的に有名な温泉が数多くある「温泉王国」として知られています。特に草津温泉は旅行社などプロが選ぶ「にっぽんの温泉100選」で16年連続で1位に輝いています。

ーースキー場もたくさんあるそうですが……
 はい。その数は20カ所に上ります。群馬は「スキー天国」としても知られています。その理由は3つあります。
まずは、雪質が良い。冬場、日本には、シベリアからの強くて冷たい北風が吹き付け、多くの雪を降らせます。日本海側に湿った雪が降った後、高い山々を越えた乾燥した雪が、太平洋側にある群馬県に降るので、群馬県には北海道並の粉雪が降ります。
 次に、東京から近い。群馬県は東京から100キロと近く、新幹線や高速道路を使って短時間でスキー場まで着くことが出来ます。日本では冬、太平洋側は晴れの天気が多いので、東京から群馬に向かった場合、スキー場近くに行くまで、ほとんど雪がないので、アクセスが簡単です。
 三つ目、温泉が楽しめる。有名な草津、万座、水上温泉など、スキー場の近くには、必ず温泉があります。    スキー・スノーボードで疲れた体を癒やすことができます。露天風呂で、雪景色を楽しみながら、のんびりとお湯に浸かる「雪見風呂」は最高の気分が味わえます。

ーー中国からのスキーヤーをひきつけるために、どのような取り組みが行なわれていますか。
 2022年の北京冬季オリンピック開催に向け、中国では、スキー・スノーボード愛好者の増加が見込まれることから、群馬県では、中国からのスキーインバウンドに力を注いでいます。
今回、北京で開かれた「2019国際冬季運動(北京)博覧会」(WWSE)への出展もその中の一環です。このほかにも、観光展への出展や旅行社向け・愛好者向けのセミナーの開催、旅行社との商談会への参加、中国の旅行社やスキークラブを対象とした群馬県への視察旅行の実施などを行っています。

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「2019国際冬季運動(北京)博覧会」での群馬のブース(撮影:鏑木あゆみ)

ーー「国際ウィンタースポーツ(北京)博覧会」は今年で4回目の開催となりますが、群馬県が初出展したと聞きました。手ごたえはいかがでしたか。
 今回は特に、東京から約100キロの場所にありながらスキー場が約20箇所ある、ということを強調してPRを行いました。すると来場者からは、“北海道以外にもスキー場があるんだ!”という驚きの反応がたくさんありました。また残念ながら、まだまだ“草津温泉”の認知度も低いこともわかりました。
 東京からの近さ、16年連続日本一の草津温泉などの群馬県の良さをもっと積極的に北京の方々に情報発信していかなければならないなと、改めて思いました。
 他にも、北京における日本へのスキー旅行を始めようとしている旅行社やスキー倶楽部が増えてきたことを実感しました。特にスキー倶楽部の方から声をかけてもらうことがたくさんあり、まだ知らない日本のスキー場へ行ってみたいので紹介してほしいという要望を多く聞きました。群馬県のスキー場は北海道と同じような粉雪が降り、また全国大会の会場となるような大きなスキー場もありますので、自信を持ってスキー倶楽部の方々に群馬県のスキー場を紹介しました。一般の観光客とスキー倶楽部では求めるスキー場の種類がことなるため、対象に合わせた情報発信の方法をもっと工夫していきたいと思いました。
 それから…今回のイベントでも「群马县在哪里?日本的吗?」(群馬県ってどこ?日本ですか?)と100回くらい聞かれました!笑

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「2019国際冬季運動(北京)博覧会」、会場の様子(撮影:鏑木あゆみ)

ーーところで、約3年後に冬季五輪を控えている北京ですが、ウィンタースポーツ博覧会の会場では、五輪開催を迎えるための気運など感じましたか。
 そうですね。今回の博覧会では、日本ブースはスキー場やホテルの紹介でしたが、他には世界各地のメーカーがスキー道具などの展示を行っていました。その中でも特に面白いと思ったのは、スキーの室内練習施設やカーリング、スケートの設備があり、展示だけではなく、来場者が体験できるようになっていたことです。
中国では2022年の北京冬季オリンピックに向けてスキー人口を増やそうと、様々な取組が行われています。博覧会では、来場者が気軽にスノーアクティビティを体験できるように工夫されていました。また小学生や中学生の団体も数多く来場していて、スノーアクティビティへの興味関心を高めようとする熱意が非常に伝わってきました。

ーー最後に、「スキー王国」の群馬県へスキーしに行く場合、どのようなお勧めがありますか。

 上級者なら、尾瀬片品エリアをお勧めします。個性的な5つのスキー場で心ゆくまで滑れます。それぞれ①ホワイトワールド尾瀬岩鞍(ゴンドラあり、18コースの関東最大のスキー場)、②丸沼高原スキー場(標高2000mのパウダースノー、5月まで滑走可能)、③かたしな高原スキー場(ミッフィーがシンボルのファミリー向けスキー場)、④尾瀬戸倉スキー場(各種大会も開催される本格的なハーフパイプを設置)、⑤オグナほたかスキー場(最長3.5キロコースを含む合計約10キロのロングコース)です。
 ファミリー観光のお客さんなら、草津温泉・万座温泉エリアがお勧めです。この中では、草津温泉スキー場は草津温泉のシンボル湯畑周辺を散策しながらのグルメや買い物、観光客も体験できる湯揉み(ゆもみ)ショー、温泉を利用した動物園「草津熱帯圏」など、充実したアフタースキーを楽しめます。
 学生旅行なら、みなかみ温泉エリアでのスキー、プラス貴重な雪国・伝統体験がお勧めです。スキー・スノーボードを楽しんだ後、農家民泊で雪国体験をしていただけます。みなかみ温泉エリアにある100軒の農家では、農家民泊を受け入れており、農作業体験、地域に伝わる郷土料理づくり、家を守るための雪かき、かまくらづくり、雪合戦などが体験できます。このほか、古い宿場町を整備した「たくみの里」では、20軒以上の古民家でそば・うどん打ちや竹・ガラス細工などさまざまな手作り体験ができます。


【プロフィール】

鏑木 あゆみ(かぶらき あゆみ) さん

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 群馬県上海事務所 副所長
 群馬県桐生市出身
 2011年3月、中央大学総合政策学部国際政策文化学科卒業後、群馬県庁に入庁。農政部蚕糸園芸課、病院局心臓血管センター、総務部市町村課付大泉町企画部国際協働課、人事委員会事務局を経て、2019年4月から群馬県上海事務所副所長。

この番組をお聞きになってのご意見やご感想をぜひお聞かせください。メールアドレスはnihao2180@cri.com.cn、お手紙は【郵便番号100040 中国北京市石景山路甲16号中国国際放送局日本語部】もしくは【〒152-8691 東京都目黒郵便局私書箱78号 中国国際放送局東京支局】までにお願いいたします。皆さんからのメールやお便りをお待ちしております。

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12月8日放送分
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