【CRI時評】香山フォーラムは世界平和維持のため「中国の処方」を出す

2019-10-23 20:45  CRI

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 第9回北京香山フォーラムが22日に北京で閉幕した。2006年に創設された北京香山フォーラムは、アジア太平洋地域の重要でハイレベルな安全と国防についての対話のプラットフォームに成長した。今年の北京香山フォーラムは規格も規模も歴代で最高水準となり、同フォーラムの国際的影響力が逐次向上していることを十分に示した。同時に、現在の複雑で変化の激しい国際情勢にあって、各国が平和を維持し発展させる良い処方を切実に求めていることも示された。

 今回のフォーラムに参加した米国政府関係者が、米国は中国と「絶交」しようとは思っておらず、逆に、ある分野では中国との関係を深めねばならないとの考えを示したことは注目に値する。この態度表明は肯定するに値する。大国の協力は世界平和に資するものであり、中米両軍が防衛分野で協力して安定を維持することは、平等な相互信頼があり協力的でウィンウィンな新型の安全パートナーシップの重要な具体化だ。

 どの地域にもそれぞれ独特の状況がある。中国が提出した「地域の実際に合致する安全枠組みの構築」の思想は、国際安全協力を全世界規模で強化するための重要な考え方だ。現在のアジア太平洋地域の安全の脅威には、多様化し多層的で相互に交錯し、複雑という特徴がある。多国間メカニズムを利用してリスクを抑制し危機を管理することが、日増しに重要になっている。これに対して中国は、地域が一体化して相互に適応しあい、各国に普遍的に受け入れられ、各方面のいずれの必要性にも配慮した安全の枠組みの構築に努力している。

 過去70年間を振り返れば、新中国は世界が注目する発展を実現し、アジア太平洋地区は奇跡の発展を創出した。その重要な原因の一つは安全で安定した大環境だ。中国は将来も、協力的で持続可能な新たな安全観を持ち続け、防御的な国防政策を推し進める。(CRI論説員)

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