北京
PM2.577
23/19
楊潔チ中国共産党中央政治局委員・中央外事活動委員会弁公室主任が17日から18日にかけて、代表団を率いてブラジルの首都ブラジリアで開かれた第9回BRICS安全保障問題ハイレベル代表会議に出席しました。今回の会議は11月に同国で開かれるBRICS首脳会合のために政治面から準備を整えるためのものです。
ブラジルのボルソナーロ大統領は各代表団の団長と会見した際、「今回、各国の代表は質の高い議論を行い、BRICS諸国の協力の高いレベルを示した」と述べました。
一方、楊主任は、「BRICS諸国はこれまでの首脳会合で達した共通認識を実行に移し、互いに支持し合い、リスクや複雑な局面に対応する能力を強めて、外部からの干渉に共同で反対しなければならない。また、開放かつ包摂的な協力理念をもって、『BRICS+』の協力モデルを促進し、開放で多元化したパートナーネットワークを構築していく。さらに、多国間主義の旗印を高く掲げ、国連憲章の主旨と原則を守り、国際秩序がより公正で合理的な方向へと発展するよう推進していくべきだ」と述べました。
各側は団結と協力を強化し、11月の首脳会合で豊かな成果を収めることを促進し、多国間主義を守り、世界の平和を維持して、共同発展を促進するために更なる貢献を果たすことで合意しました。(玉華、星)