北京
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万鋼全国政治協商会議副主席兼科学技術協会主席
中国科学院の白春礼院長
中国工程院の李暁紅院長
国際学術会議(ISC)のダヤ・レディ会長
会場内の様子
北京で16日、初めての世界科学技術発展フォーラムが開幕しました。「科学・技術・発展」をテーマとするこのフォーラムは18の国や地域からアカデミー会員、ノーベル賞受賞者、大学の学長、ビジネス関係者など400人以上が出席し、技術や文明について話し合い、今後の展望を語るものです。
フォーラムで、全国政治協商会議副主席兼科学技術協会主席の万鋼氏は、「手を携えて国際交流や協力を行い、技術革新により持続可能な発展を促進することがグローバルな問題を解決する方法であり、各国国民や世界の技術界の期待と一致している」と述べました。
中国科学院の白春礼院長は、「国の研究機関である中国科学院は、創造能力や技術開発力を高め、経済や社会の発展に力を入れてきている。常に開放と協力の姿勢を持って国際的な技術革新のネットワークに入っており、世界各国との技術交流や協力を進めている」と述べました。
中国工程院の李暁紅院長は、「40カ国の関連組織と密に交流し、『一帯一路』沿線の32カ国と協力を行っており、国際的な技術協力の枠組みを築いている」と説明しました。
このフォーラムは、中国科学技術協会、中国科学院、中国工程院が主催し、ロシア科学アカデミーが協力しているもので、国際的なハイテク交流の場となることを目指しています。新たな技術革命や産業変革を背景とし、人類の持続可能な発展や文明の学び合いに焦点を置きながら、技術革命と産業変革、技術と教育文化、若手科学者と中小企業の成長、という3つの議題について話し合います。
国際学術会議(ISC)のダヤ・レディ会長は、「科学界は共通認識と発展を求める時代にある。このフォーラムは、知識を共有し、交流し、協力と交流を促進する場である」と述べました。(殷、森)