北京
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23/19
(写真:中国政府網より)
李克強総理は9日、北京の人民大会堂で、ソロモン諸島のマナセ・ソガバレ首相と会談しました。
李総理は「中国とソロモン諸島の国交樹立は、両国関係の新たな1ページを開き、両国と両国民の根本的利益に合致し、双方の共同発展を促し、地域諸国の安定維持や繁栄の実現につながる」と述べました。また、「中国は一貫して、国の大小を問わずに一律平等であると主張しており、ソロモン諸島政府が経済成長や国民生活の改善に払った努力を支持していく」と語りました。
(写真:中国政府網より)
李総理はさらに、「中国はソロモン諸島にとって、最大の貿易パートナーと輸出先であり、両国は漁業、林業、鉱業などで協力の見通しが明るい。『一帯一路』イニシアティブをソロモン諸島の発展戦略と結び付け、金融、農業、教育などで互恵協力を拡大することを望む。ソロモン諸島がホスト国となる2023年の太平洋スポーツ大会を支持し、また3回目を迎える中国・太平洋島国経済発展協力フォーラムへの出席を歓迎する」と述べました。
これに対し、ソガバレ首相は、「一帯一路」共同建設への積極的な参加を明らかにした後、中国の発展経験を参考にしながら、貿易、投資、農業、漁業、インフラ建設、文化などにおける両国の協力を推し進め、南南協力を促していくとの考えを示しました。(Lin,森)