北京
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中華人民共和国成立70周年祝賀大会が10月1日午前10時に北京の天安門広場で開催され、盛大な閲兵式と市民パレードが行われました。
祝賀大会は礼砲70発によって始まり、各界からの代表数万人による国歌斉唱と五星紅旗の掲揚が続きました。中国の最高指導者である習近平氏をはじめ、中国共産党と国家の指導者らが天安門の城楼に立ち、広場の各界代表および、全国・全世界の中国人と共に新中国成立70周年を祝いました。
習近平氏は重要な講演を行い、「社会主義の中国は今、世界の東側に巍然屹立(ぎぜんきつりつ/一際高く立っていること)として存在しており、いかなる勢力も中国の地位を揺るがすことはできず、中国人民と中華民族の前進の歩みを阻止することもできない」と強調しました。また、「70年前、中華人民共和国が成立したことで、近代に入ってから100年以上続いた悲惨な運命は徹底的に変えられ、中華民族は偉大なる復興の道を歩みだした。この70年間、中国の各民族の人々は一丸となって刻苦奮闘し、世界が刮目する偉大な成果を収めてきた」と語りました。
閲兵活動は閲兵式、分列式からなり、約80分続きました。隊列59個、15000人が動員されました。各種飛行機160機、各種装備580基が登場しました。
閲兵活動後は市民パレードがあり、10万人が参加しました。パレード車70両と隊列36からなり、人々の祖国への賛美と祝福を表しました。
最後は、中国人民の夢が託された平和の鳩7万羽、風船7万が飛ばされました。(朱 謙)