【観察眼】「教師の日」に一言

2019-09-10 10:43  CRI

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 今日は9月10日、中国で35回目の「教師の日」である。朝から微博(Weibo)や微信(Wechat)のモーメンツなど、SNSやネット上で恩師への感謝のつぶやきや書き込みが続いている。中国は、昔から師を尊び教義を重んずる国で、およそ2500年前の春秋戦国時代から、教育家の孔子は「聖人」と見なされ、学問の道を重視し探求することが中華文化の美徳であり、東洋の文化圏にも大きな影響を与えている。

 儒家の思想で、「師は道を伝え、業(ぎょう)を授(さず)け、惑(まど)いを解く所以(ゆえん)なり」と言われる。教師は学生に知識を授けるだけでなく、真理と法則を伝える指導役、人生の方向性を導く案内役で、夢の種を撒く神聖な職業である。中国では、教師のことを「魂のエンジニア」、園芸職人、春蚕、ろうそく、灯台などにたとえ、いずれもこの平凡で偉大な職業の無私・崇高・尊さを賛美している。

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 しかし最近、香港で発生している一連の問題で、その教育を心配する声が上がっている。8月27日に逮捕されたデモ隊の中に、12歳の子供がいた。しかも、多くの未成年者がマスクをつけて、自分でも意味のわからない「スローガン」を叫びながら、公共施設を破壊したり放火したりして、暴力的なデモに巻き込まれている。これら未成年者も含む若者は、どうして暴力的デモの最前線に送り出されたのか、彼らがミスリードされ、政治のコマとして利用されたことに教育的責任はないのだろうか。

 「教師の日」にあたり、すべての教育者に最高の敬意と祝賀を伝えると同時に、教育のあり方も深く考えてほしいものである。(CRI日本語部評論員)

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