北京
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世界観光都市連合会の宋宇事務局長が基調演説
フィンランドの首都ヘルシンキで9月3日、同市と世界観光都市連合会(WTCF)が共催する「香山観光サミット」が開幕しました。開幕式後に、同会事務局長の宋宇氏が、「世界の観光都市のイノベーション発展の積極的な促進」をテーマとする基調演説を行いました。
その中で宋局長は「観光都市は、旅行客の目的地、出発地、集散地、発信地としての機能を兼ね備えている。近年、観光都市の海外旅行分野への貢献度は増加し続けている」と語りました。
また、「世界の観光都市は、海外旅行における重要問題について深く研究し、インターネット、ビッグデータ、人口知能(AI)などの最新技術を活用することで、都市管理とサービスのレベルを絶えず向上させ、シェアエコノミー、オーダーメイド旅行、家族旅行および仮想旅行などの新型旅行モデルのイノベーションを支持し、より多くの観光商品を提供していくべきだ」と述べました。
宋局長はさらに、WTCFの総合的なサービス能力を向上させ、組織、プラットフォームとしての優位性を生かし、メンバー間の協力と交流を積極的に促進することで、より便利かつ効率的なサービスモデルを模索して、観光都市の海外旅行分野への貢献度と影響力を絶えず向上させていこうと呼びかけました。(李、謙)