北京
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23/19
生態環境部気候変動対策局の李高局長は30日、北京で、「去年の中国の炭素排出強度は2005年より45.8%減少し、温室効果ガスの排出量が急増していた状態はほぼ逆転した」と述べました。
李局長は、「中国は様々な低炭素化への試みを進めており、地方の取り組みや政策の制定を支援している。エネルギー消費における石炭の割合を見てみると、2005年は72.4%だったが去年は59%となっている。わが国のエネルギーの量を考えれば、これは並大抵のことではない」と述べました。
中国は2015年に、2030年頃に二酸化炭素の排出量をピークとし、炭素の強度を2005年より60%~65%低下させ、一次エネルギーに占める非化石エネルギーの割合を20%前後に伸ばし、森林の蓄積量を2005年よりおよそ45億立方メートル増やすという目標を打ち出しています
李局長は、「目標達成に向けて『第十三次5ヵ年計画』における温室効果ガス排出の抑制案を実行し、また『第十四次5ヵ年計画』期間中の気候変動対策の目標と実施策を検討している」と述べました。(玉華、森)