中比元首、海洋石油・ガス共同開発の促進を強調

2019-08-30 11:20  CRI

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 習近平国家主席は29日、フィリピンのドゥテルテ大統領と北京で会談しました。両元首は、政府間連合指導委員会と企業間実務グループを立ち上げ、石油ガスの共同開発事業を積極的に推進していくことで合意しました。

 習主席は「ドゥテルテ大統領の就任から3年で両国関係が著しく好転し、強固なものになっている」と評価した上で、「平和、発展、協力、共同繁栄という時流の中で、大統領と共に戦略的レベルおよび長期的な視点に立ち、チャンスを掴み、両国関係の発展を推し進めていきたい」と述べました。また、「『一帯一路』イニシアティブをフィリピンのインフラ整備政策「ビルド・ビルド・ビルド(Build,Build,Build)」と連結することで、インフラ整備や工業エリア、電気通信、エネルギーなどの分野における協力事業を促していきたい。また、フィリピンの高品質な果物や農産物などの輸入を拡大するとともに、専門家を派遣して、農業や漁業の技術指導に当たる」と強調しました。

 習主席はさらに、「両国は南海問題で意志疎通を保ってきた。争議は棚上げにして、外部からの妨害を排除し、協力と発展に集中する必要がある。海洋石油・ガス生産の共同開発にも、さらに力を入れるべきだ」と語りました。

 これに対しドゥテルテ大統領は、中華人民共和国成立70周年に祝賀の意を示し、「中国の成功経験を参考にしたい」としたうえで、「フィリピンにとって中国は重要な国だ。引き続き、フィリピンの経済発展やインフラ整備への協力を望む。また、フィリピンの人権事業、震災からの復興、テロと薬物の取締りなどにおける多大な援助に感謝する。中国はフィリピンの真の友人だということは、事実が証明している。香港問題においてフィリピンは中国の法律と、法治を維持する権利を尊重する」と示しました。

 ドゥテルテ大統領はまた、「南海の争議は、対抗ではなく協力という平和的な形で解決すべきだ。中国と連携して海洋石油・ガス生産の共同開発を推し進めるとともに、東南アジア諸国連合(ASEAN)と中国との関係を取り持つ国として、『南海行動準則』の早期合意に最善を尽くしたい」と強調しました。(朱、謙)

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