北京
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草本植物のエゾミソハギ(撮影:王海燕)
中国風景園林生態保護専門委員会年次会議が21日、北京で開かれました。席上、北京市園林科学研究院の関係者は、「最新の研究成果によると、42種の植物がスポンジ緑地の栽培に適している」と述べました。
北京で、スポンジ緑地を建設するには、まず植物の品種選択を考えなければなりません。日常的に起こる日照りの天候条件にも適応できると共に、7、8月の頻繁な降水にも耐えられる植物でなければならないということです。
降水に強い園林の木本植物にはサビナビャクシン、バラ、シラタマミズキ、ノニレ、トネリコなど、草本植物にはヨメナ、ユウゼンギク、イヌノフグリ、ハナトラノオ、エゾミソハギなどが含まれます。
42種の植物のほとんどは地元北京の植物です。降水や日照りに耐え得る特性を持ち、雨季には雨水を吸収できると共に、降水が少ない季節にも問題なく生長することができます。特にイヌノフグリ、ハナトラノオなどの草本植物は開花時、観賞効果があり、低地帯などに栽培すれば非常に美しい光景となるほか、成長ぶりもよいということです。(玉華、星)