「秩序の回復」が香港の急務＝外交部

2019-08-19 22:13 CRI

　外交部の耿爽報道官は19日の定例記者会見で、「香港問題は完全に中国の内政である。目下、香港にとって最も喫緊な課題は法に基づいて、暴動や混乱を抑え、秩序を回復することだ」と述べました。

　報道によりますと、トランプ米大統領はこのほど、「香港問題の人道的解決に期待する。もし、中国が暴力を行使するならば、中米間の貿易交渉に影を落とすだろう」と表明しました。

　これに対して、耿報道官は「香港問題は完全に中国の内政だ。トランプ大統領が過去に行った『香港は中国の一部分であり、彼らは自らこの問題を解決すべきで、アドバイスは不要だ』という発言に我々は留意している。米国側の有言実行を期待する」と語りました。

　さらに、「中米貿易交渉に関して、中国側の立場は一貫しており、明確なものである。米側には中国側と共に努力し、両国元首が大阪で合意した共通認識を実施して相互に尊重し、平和的かつ平等に付き合うことを踏まえた上で、対話と協議によって互いに受け入れることのできる方法を見つけ出していくことを望む」と述べました。（Yan、星）　　

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