米大統領発言に対する外交部のコメント

　外交部の華春瑩報道官は16日、先頃の米国側の香港関連発言について、記者の質問に答えました。

　「トランプ大統領が、『もし、中国の指導者が自ら香港のデモ参加者と会見すれば、香港問題も素敵で朗らかな結末を迎えるだろう』と述べたとの報道がある。彼は中国側が人道的な方法で香港問題を処理することを望んでいるようだが、中国はどう捉えているか」との記者の質問に対し、華報道官は、「トランプ大統領は以前『香港の騒乱状況はかなり長い期間続いている』と述べたことに留意している。6月以降、香港では暴力犯罪活動が絶えずエスカレートし、暴力的な行動で法治と社会秩序を破壊し、香港の安定と繁栄を著しく破壊し、『一国二制度』の許容限度に公然と歯向かっている。現在最も切迫した任務は、法に基づき暴力を阻止し騒乱を制御し、秩序を回復させることだ。中央政府は林鄭月娥（キャリー・ラム）行政長官が特区政府を率いて法に基づき施政をすることを断固支持し、香港警察が法に基づき取り締まることを引き続き断固支持し、香港特区政府関連部門と司法機関が法に基づき暴力犯罪分子を厳重に処罰することを断固支持している」と述べました。（RYU、む）